NAT機能について
お客さまモバイル端末のIP アドレスは、NTTPCより払い出したIP アドレスを使用します。
ただしお客さまネットワークの都合により、お客さま指定IP アドレスでのルーティングが必要な場合は、「お客さま指定IP アドレス」と「NTTPC払い出しのIP アドレス」を網内で1:1 NAT変換することも出来ます。
このとき同一VPN 内において、スタンダードタイプ認証オプション(旧セキュアモバイル)を含め、NAT機能を「利用する」と「利用しない」の共存はできません。
「お客さま指定IPアドレス」は、「NTTPC払い出しのIPアドレス」および「お客さまネットワーク内の通信先アドレス」と重複しないようにご指定ください。
NAT機能ではTCP/UDPセッション単位で無通信監視を行います。そのため、TCP/UDPセッションが一定時間無通信になるようなプロトコルはタイムアウトとなります。
例えば、FTPのように開始/切断のセッションとデータ転送セッションが異なる場合、データ転送中でも開始/切断のセッションが無通信状態となりタイムアウトになります。